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投資戦略の中核となる「コア・サテライト」戦略とは

更新日:12 分前

個人投資家の王道は、「長期・分散・積立」です。今回は、さらに投資戦略の中核をなる「コア・サテライト」戦略についてその概要を説明致します。

 

そしてこの戦略に沿った具体的な投資手法についても簡単に紹介します。


1.「コア・サテライト」戦略とは


・「コア・サテライト」戦略とは、中核の「コア」となる金融商品と、それを取り巻く「サテライト」となる金融商品を分けて運用することで、リスクを抑えつつ市場を上回るリターン(収益)をあげていく手法です。

 

「コア」となる金融商品は安全性の高い長期投資に向いたもので、例えば「個人向け国債」、「インデックスファンド」、「バランスファンド」などが相当します。

 

「サテライト」となる金融商品はリスクは高くても大きなリターンを狙えるものになります。

例えば「外国や国内の個別株」、「アクティブファンド」、「REIT/J-REIT」、「外貨預金」、「金などのコモディティ商品」、「暗号資産」などが挙げられます。

 

・運用する「コア」と「サテライト」の金融商品は、その投資家のリスク許容度に応じて、「コア」部分を90%~50%程度で資産配分します(ポートフォリオを組む)。

 

そしてこの配分が大きく変わったときは、この配分を見直してポートフォリオを組み直します。

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2. リスク許容度に応じた3つの具体的な例


「コア・サテライト」戦略は、その投資家のリスク許容度に応じて、「コア」金融商品と「サテライト」金融商品の投資比率を変えて、大きく負けることなく長期にわたって高収益を追及するところにあります。


ここでは、リスク許容度に応じた3つの具体的な例を表にまとめました。


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3. まとめ


「コア・サテライト」戦略とは、「コア」=守りと「サテライト」=攻めの2重構造によって、リスクとリターンを両立させようとする戦略です。

 

「コア」の部分では比較的安定した投資を行い、市場平均よりも少し良いリターンが得られることを目指します。

インデックスファンドへの投資は毎月定額積み立てをして、ドルコスト平均法による時間分散をはかってください。

 

「サテライト」の部分は収益性重視で市場平均よりも高いリターンを狙って積極投資します。

そうすることで全体のパイ(資産)を大きく育てていきます。そして超積極投資を志向する投資家ならば、個別株やテーマ型のアクティブファンドなど高リスク商品にも投資することで、短期間で高収益をあげることも可能です。

 

ただし、その分リスクも大きくなるので投資配分には十分に気を付けてください。

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