住宅購入資金計画
住みたい家を探す前に、住める家のお金について知りましょう
住宅を購入することは、人生のなかで最大の買い物をすることになります。
住みやすい環境のなかで、素敵な家に住めることが理想です。
夢を見るのはとても楽しいです。わくわくもします。
しかし、現実を考えてください。住宅を購入するには多額の借金(住宅ローンを組む)をするのが普通ですね。
その借金は毎月毎月長年にわたって返していくことになります。
住宅購入のご相談で一番多いのは
「いくらまでなら住宅ローンを返していけるのだろうか? これから子供の教育費もあり心配だ。」です。
余裕を持った返済計画を立てないと、子供の教育費や思わぬ出費で、家族みんなの生活が苦しくなります。
最悪の場合は、住宅ローンが返せず半年滞ると「住宅差し押さえ」となってせっかく買った住宅を手放すことにもなりかねません。そんな悲劇は起こしたくないですね。
ファイナンシャルプランナーはお客様の見る夢を、できる範囲で最高の現実に変えるのが仕事です。
用意周到な資金計画を立て、賢く住宅ローンを組みましょう。
FPはてなワード
金融機関の融資基準いっぱいまで借りない
まず購入する住宅物件の価格に目安を立てましょう。
住宅を購入したいと思うといろいろな不動産会社の物件を見始めますね。当然、「いいなあ!」と思う物件は値段がそれ相応に高いのが常です。
住宅販売業者さんの「大丈夫ですよ」で決めない
住宅販売業者さんの「大丈夫ですよ」という言葉を鵜呑みにして、たくさんのローンを組んでしまったために、大失敗!という事にならないようにしましょう。
目安はどのくらい?
そこで、まず自分の現在の年収から物件価格の目安を押さえて探すのが賢明です。目安としては、(年収の5倍+手持ち金)以内にしましょう。もし年齢が40歳を超えていたら、年齢に応じてさらに余裕を持ったほうが良いでしょう。
金融機関の融資基準は、年間返済額の負担率を年収の35%以下とすることが多いようです。しかし、余裕を持った返済計画を立てるために、手取り年収の25%以下に抑えるようにしましょう。
例えば、手取り年収500万円の人は、500万円×25%=125万円/年以下の返済にしましょう。
やはり必要なのは綿密な計画=ライフプラン
あなたの一生涯におけるライフプランを立てて、安心して暮らせる住宅を購入することことが大切です。
購入資金検討のポイント