2020年オリンピックイヤー景気はどうなる?

年が明けて一年が始まりました。アメリカはイランの司令官を殺害し、報復としてイランはイラクのアメリカ軍基地をミサイルで攻撃しました。株価は大幅に下落し、波乱含みの出だしとなりました。 年頭にあたって、今年一年の景気を占ってみましょう。



■景気が良くなると予想される事柄



①オリンピック・パラリンピック開催

夏にはオリンピック・パラリンピックが開催されます。世界中から多くの観光客が来日し

て、ホテルや観光関連の産業は活気づくでしょう。日本人もオリンピック・パラリンピックに沸けば、消費支出が伸びて、景気は上向くのではないかと予想されます。

 

②アメリカ大統領選挙

11月にはアメリカ大統領選挙があります。トランプ大統領としては、なんとしても再選をはたしたいと思っています。それには、経済を活性化させるための施策を次々に打ってくる可能性があります。アメリカ経済は現在良い状況なので、このまま維持されれば、日本経済にも良い影響があります。しかし、トランプ大統領が負ければ、アメリカの株価は大幅に下落し、経済状況は悪くなるでしょう。


■景気が悪くなると予想される事柄

①米中貿易戦争

アメリカと中国の関税の掛け合いは、中国側により影響が大きいと言われています。中国の経済成長率は現在6%強ですが、これが5%程度までに落ちると、世界経済や日本経済に対して大きなマイナス要因となります。 


②地政学的リスク 

アメリカとイランとの関係は最悪な状況にあります。お互いに全面戦争には突入したくないと思っているようですが、中東の治安は非常に悪くなっています。リスク回避から株価が下がり、原油価格が上がることからガソリン価格も上がり、経済への悪影響は免れません。


■その他の身近に影響があるもの

①1月から日米貿易協定が施行され、アメリカから関税が引き下がり、アメリカ産の牛肉やワインの値段が安くなります。


②6月末でポイント還元の期限が切れます。キャッシュレス決済により、2%~7%くらいまでポイント還元がありましたが、消費税増税の影響が大きいですね。


③基礎控除が38万円から48万円になります。一方、給与所得控除と公的年金等控除は10万円縮小されます。会社員や年金暮らしの人の税負担は変わりませんが、個人事業主などには恩恵がありそうです。 


④給与所得控除の上限額もこれまで年収1,000万円超で220万円だったのが、年収850万円超で195万円になります。高額給与所得者には増税です。

 

⑤次世代通信規格の「5G」が本格的に普及し始めます。「5G」対応のスマホや通信システムなどが出回り始めると消費支出を押し上げます。


■まとめると

年の前半はオリンピック・パラリンピック開催もあり、経済は比較的順調に推移すると思われます。しかし、年後半から年末にかけては減速する可能性が大きいようです。



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