8月に入って、梅雨が明けたとたんに猛暑となりました。
今年は新型コロナウイルスのため、外出中はマスクをしなければならず、さらに暑くてたまりません。
熱中症にならないように気を付けましょう。
そんな昼の暑さの後の夕飯時に飲む、冷えたビールは最高ですね。ところで、
このビールにかかる税金のことを知っていますか?
1.消費税には「一般消費税」と「個別消費税」の2種類がある
あなたは、消費税には2種類あるのをご存知ですか?
①一般消費税:買い物をしたときに価格の10%を負担する(軽減税率適用で食料品等には8%)いわゆる消費税です。
②個別消費税:ある特定の物やサービスにについてのみ課税されるもので、メーカーなどが納税義務者となって負担する税金です。個別消費税の代表的なものに酒税やたばこ税、ガソリン税などがあります。もちろん、ビールにもこの酒税がかかっており、さらに酒屋やスーパーなどで買うときに10%の消費税がかかるので、2重課税となっています。国は税金をがっちり取るためにこの2重課税を認めています。
2.ビールにかかる酒税って、どのくらいなの?
税は、お酒の種類によって税率が違っていて、ビールが最も高く、消費税も含めるとなんと価格の40%以上の税負担率となっています。
簡単に下表で示しました。
詳しくは、財務省が発表していますので、下記を参照してみてください。
3.ビールと発泡酒などの税率は段階的に変わって同じになる
発泡酒や新ジャンルの発泡酒(第3のビールと呼ばれているもの)は、味も良くなってビールとあまり変わらず、値段も安いので私も良く飲みます。
現在これらはビールと比べると税率も低いのですが、2017年の税制改正により、今後段階を追って税率が変わり、2026年10月1日には全て同じになります。
値段が安くておいしい発泡酒が泡と消えてしまうのは残念ですね!
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